介護サービス契約をするときの7つのポイント
1、契約の内容をまず自分が良く理解すること
(説明するには、まず自分が理解してから。)
2、説明の間に迷わない
(練習して、分かり易く説明できるようになりましょう。)
3、結論に向かって説明する
(説明の上手い人は、結論まで寄り道せずに説明しています。)
★サインをお願いするときの例★
悪い例 | 良い例 |
あなた 「えー、これはこういう内容になっていまして、・・・。ですから、こういうことがありまして・・・そういう理由でサインをいただくのですが、それにはこの件もありまして・・・」 |
あなた 「この契約書の内容はこのようになっております。ではよろしかったら、こちらにサインをお願いします。」 |
相手 「(結局何が言いたいの?)・・・で、どうしたらいいんですか?」 |
相手 「サインをすればいいのですね。わかりました。」 |
”サインをお願いします。”これがお願いしたいことであり、そのために説明しているのですから、最後に「サインをお願いしますというのだ」とゴールを決めて、それに向かって簡潔明瞭に説明することを心かけましょう。
4、書類や資料ばかりに気をとられない
(相手にきちんと向かって説明しましょう。)
相手に顔を向けて話すことに7割、書類を確認することに3割ぐらいの気持ちで説明してほしいと思います。
キャリを積んで余裕が出てきたら、相手の持っている契約書の説明部分を指さしながら説明してもよいでしょう。
5、専門用語に頼らない
×「理美容のサービスの利用が可能です。」理美容←これでは相手はわかりません。
〇「床屋さんや美容師さんがご自宅に訪問してくれるサービスが利用できます。」相手はよくわかります。
6、言葉ははっきりと、聞こえやすく話す
- 声が大きすぎないか、逆に小さすぎないか
- 聞き取りやすい声になっているか、ボソボソしやべっていないか
- 「えー、それでー」などと間延びしていないか
- 声の印象はどうか、沈んでいたり焦っている声に聞こえないか
自分の声が人にどう聞こえているかは、自分ではあまりわかりません。できれば一度でいいので、同僚に付き合ってもらって練習してみてもよいと思います。
7、自信を持てるように練習をしよう
自身がつくと、相手にわかってもらえるように気を使う余裕が生まれますよ。