短期入所(ショートステイ)は、施設と部屋でちがいがある
短期入所(ショートステイ)の特徴
短期入所(ショートステイ)とは在宅で生活している方が、入所サービスを利用できるサービスです。宿泊施設や部屋によるちがいがあります。
☆短期入所(ショートステイ)☆
☆施設のちがい
・併設型 | 特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護療養型医療施設のベッドを使うタイプです。 |
・単独型 | 上記併設型と異なり、短期入所専門に単独運営されているタイプです。 |
☆部屋によるちがい
・従来型個室 | 言葉のとおり、個室です。 |
・ユニット型個室 | 部屋は個室ですが、食事などは共同スペースで他の入居者と一緒に過ごすタイプです。 |
・多床室 | いわゆる大部屋で、2~6人が同じ部屋で過ごすタイプです。 |
・空室利用 | 介護保険施設や有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などの空室を利用するタイプです。 |
介護度が重い人は特別養護老人ホームなどの併設型であれば、重度な人を看慣れたスタッフに対応してもらえます。
介護度が軽くて静かな所がよければ、単独型がよいでしょう。
料金は当然、多床室は安く個室は高額になります。また、短期入所生活介護の指定を受けた施設は介護保険を利用できますが、指定を受けていない施設を利用した場合や要介護認定を受けていない方の場合は介護保険を利用できませんので利用料金の全額が自己負担となります。
☆生活介護と療養介護☆
どちらも、在宅で生活されている要介護者、要支援者が利用するサービスです。利用者がサービスを受ける場合、医療が必要か否かによって区分されます。
・短期入所生活介護 | 特別養護老人ホーム、または単独型の短期入所施設のショートステイです。 |
・短期入所療養介護 | 介護老人保健施設、または療養病床のある病院・診療所等のショートステイです。医療的な療養や看護が充実してます。 |
胃ろうやインシュリンの注射など、医療的な支援が必要な人への対応が主体なので、もし医療的なニーズがある利用者からのショートステイを使いたいという希望に対しては、短期入所療養介護の利用が望ましいでしょう。